凄いぞリケジョ [ニュースコラム]

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面白いというか、凄いニュースが入ってきました。

茨城県のとある高校の数理科学同好会という

サークルに所属していてるOBや在校生遭わせて5人が

偶然発見した化学現象の論文が

何と権威のあるアメリカの専門誌に掲載されるそうなのです。




彼女達は2008年に「BZ反応」という科学実験をしていたそうです。

この反応は酸化と還元を繰り返す事により、

水溶液の色が赤と青に交互に代わっていくというもので、

一般的には、最終的に赤で動かなくなるそうなのです。

実験もその通りに赤で動かなくなったとの事。

普通ならそこで片付けてしまう所、

たまたま、片づけをせずほったらかしのまま、

カラオケに行ってしまったそうなのです。

ここまでは、全く誉められる事ではなく、

むしろ怒られる所なのですが、

偶然とは恐ろしいもので、週が明けてメンバーが

実験室へ戻ってきてみると、なんと液体が黄色くなっていたのです。



そこで彼女達は、その理由を探り始めます。

すると、試薬の条件が整えば、5~20時間後に

変化が再開することを突き止めたのです。

この事象は全く知られていなかった現象だったため、

書かれた論文が専門誌の目にとまったというわけです。

専門家曰く、「高校生の論文掲載は世界的な快挙。

今後は彼女らの実験結果を、プロの化学者が

後追い研究することになるだろう」とたたえています。

正に瓢箪から駒。

何が起こるのが分からないのが、化学の世界なのでしょう。




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